2022年6月に発売した芯が金属性で出来た鉛筆「metacil」をご存じでしょうか。
「metacil」と同じ芯が金属のものは以前からありましたが、どれも値段が高いものが多かったんです。
ですが「metacil」の値段は990円(税込み)とお試し価格で試せるものでした。
そちらのレビューはこちらに記事があります。
その「metacil」がさらに改良された「metacil light knock」が2022年12月に発売されました。
その「metacil light knock」はどのように変わったのか、使い心地はどうなのかをレビューします。
最初に発売された「metacilメタシル」と「metacilメタシル lightライト knockノック」の違いは?
「metacil」は芯の部分の金属に黒鉛が含まていて、紙に芯をこすったときに起こる摩擦よってその黒鉛が紙について通常の鉛筆と同じようにかける仕組みとなっています。
「metacil light knock」も同じ芯を使っているのですが違いをまとめました。
「metacilメタシル」と比べ「metacilメタシル lightライト knockノック」の方が優れているところ
「metacil light knock」の方が良かったところは5つあります。
・芯を触ることが少なくなるので手が汚れにくい
・持ち手の部分はプラスチックで出来ているので軽い
・濃さが若干濃くなった (「メタシル」”2H” → 「メタシルライトノック」 “H” )
・値段が安くなった(「メタシル」”990円(税込み)” → 「メタシルライトノック」 “385円(税込み)” )
特に芯がしまえるのは大きな改善点となります。
先に発売された「metacil」は常に芯がむき出しとなっているため芯の部分を何かにぶつけたり、落としたりすると芯が根元から折れてしまうということも。
その欠点を補うようにシャープペンシルと同じように芯と反対側をノックすれば芯が出るようになりました。
さらに「metacil」は持ち手の部分が金属で出来ていたので少し重かったのですが、「metacil light knock」はプラスチックなのでとても軽く感じます。
「metacilメタシル」と比べ「metacilメタシル lightライト knockノック」の方が残念なところ
「metacil light knock」となっていろいろ改善されいますが、「metacil」の方がよかったと思うところもありました。
・「metacil」の方が芯が長い = 筆記可能距離が短い
「metacil light knock」は見た目がシンプルなデザインのシャープペンシルとなっているので「metacil」と比べるとチープに見えてしまいました。
芯部分も「metacil light knock」が丸くて短いので長く使って芯先が削れてきたとき、「metacil」より芯の筆記可能距離が短くなっています。
ちなみに筆記可能距離ですが、「metacil」は”約16km”、「metacil light knock」は”約5km”となっています。
「metacilメタシル lightライト knockノック」を実際に使ってみた
「metacil light knock」を実際に使ってみると、一番違いを感じたのは“軽さ”でした。
スラスラ書くことが出来るので、学生のように長時間文字を書き続ける作業をする人にかなり向いていると思います。
また長時間書き続けても芯を削るという行動はとらないで済むので集中できるのもいいですね。
色の濃さの違いについても試し書きで調べましたが、私には特に違いが判りませんでした。
ちなみに画像の上の線が「metacil」、下の線が「metacil light knock」です。
まとめ:よく持ち運んで使う人は「metacilメタシル lightライト knockノック」がおすすめ
持ち運んで使う人はぶつけたり落としたりする可能性があるので、芯をガードできる「metacil light knock」を使うのがピッタリ。
また本体が軽いですし芯を削る作業が省かれるので長時間書き続ける作業をする方にも向いていると思います。
本体の色ですが、画像にある「ライトブルー」、「ミントグリーン」、「イエロー」の他に「ブラック」、「ホワイト」、「グレー」、「ライトピンク」、「ライトバイオレット」の8色展開しているので気に入った色があれば試しに買ってみてはいかがでしょうか。