始めに:この記事はこんな悩みを持っている人におすすめ!
(ただし必ず食事制限ができるわけではないのでご注意ください)
食事制限をしようとしても、ついつい食べ過ぎてしまうってことありませんか?
私もついつい食べ過ぎてしまうことがあり、後悔することもしばしば、、
心理学で実証された変わった食事制限方法がありますので紹介しますね!
それは食器やスプーン等を小さくすることです!
なぜ食器やスプーンを小さくすると食事制限できるのか?
こちらの心理学の実証実験は以下のように行われました。
ペンシルバニア大学(アメリカ)の心理学の研究で、2つのグループにそれぞれ粒チョコレートとスプーンを用意し、スプーンを使って好きなだけ粒チョコレートを食べていいとした実験をしました。
ただし、1つのグループは小さいスプーン、もう一つのグループは大きいスプーンで食べてもらったのですが、大きいスプーンを使ったグループの方が小さいスプーン使ったグループより2倍も多く粒チョコレートを食べたという結果となったのです。
内藤 誼人 (著)「世界最先端の研究者が教えるすごい心理学」より
これにより、人は心理的に小さな食器やスプーン等を使えば食べる量が自然に減り、食事制限ができるということがわかったのです。
お菓子の場合は小分けにするのも効果あり!
ポテトチップスやチョコレート菓子等は大きな袋にたくさん入っているもの食べるのではなく、小分けになったものを食べるというのも同じ効果があるのでぜひやってみてください。
クッキーが1枚毎に小分けの袋に入っているものや子供用のお菓子で小さい袋が5袋くらいつながって売っているものがあると思うのですが、そういったものを使うのも手です。
また、小分けになっていると少量で食べ終わるので、2つ目を食べるのに少しためらう気持ちも出てくるのであきらめるきっかけにもなります。
また、日本はアメリカと比べると肥満の人の割合が少ないことがわかっていますが、食べ物の容器、例えば箱のアイスやお菓子の袋のサイズもアメリカの方が大きいものが多いです。
ということは日本は始めから容器が小さい(量が少ない)もので食べることに慣れているので肥満の人の割合がアメリカより少ないと言えるのではないでしょうか。
実際にやってみた結果
実際に私が1週間やってみたところ、確かに食器やスプーン等を小さくするといつもより満腹になるのが早い気がしなくもない。。といった感じでした。
たぶん、もっと長い期間続け、習慣化しないと結果が出でないと考えられます。
お菓子の小分けは切りよく食べ終えることができるので「もっと食べよう!」という気分がなく、すっきりあきらめることができました。
ちなみに私の子供もお菓子の小分け作戦ではすっきりあきらめていましたよ。
私の場合はお菓子の小分け作戦の方が短期間で効果が出そうです!
最後に
心理学の研究からわかった食事制限方法ですが、比較的すぐにできるので興味のある方は試してみてください。
人によりますがお菓子の小分けに関しては、お菓子をあるだけ食べようとする私のようなタイプの方や子供にはうってつけの方法だと思いますよ。
2019年8月17日追記
人はアクション数(動作の回数)が少ないとやりたいことへの行動がはやまり、逆にアクション数が多いとやりたいことへの行動がゆっくりとなる、心理学の実験結果があるそうです。
この記事で紹介しているスプーンを小さくしたり、お菓子を小分けにするといったことも、満足するまで食べることへ導くアクションが多くなるのでゆっくりになる、または諦めるといったことが起きているとも言えるのではと考えられます。
このアクション数の増減によって人の行動速度が変わるという興味深い記事を
ブロガーの「さやかまる」さんが記事にしていますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
※【2.やりたいことは手順を減らし、やめたいことは手順を増やすべし?!『小分け戦略』】に詳しく書かれています。
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