心理学はさまざまなところで使われていますが、恋愛にも応用されていますし研究もされています。
今回は男性も女性もすぐに使える、心理学を利用した恋愛テクニックを紹介します。
心理学を使った恋愛テクニックはたくさんあるのですが、今回はシチュエーション別に3つの段階に分けてより使いやすいものピックアップしました。
もちろん恋愛だけではなく、対人関係を築く上でも使えるテクニックなのでぜひ活用してみてください。
気になる人へアピールするのに有効な心理学的恋愛テクニック
第一印象は大事に→心理学の”初頭効果”を利用する
初頭効果とは、人は相手の印象を無意識に出会って7秒で決まるという効果です。
気になる相手と面と向かって初めて会ったり話したりするときはできるだけ身だしなみ、姿勢などを気を付けてください。
また、心理学的に男性は顔などを中心に上半身を、女性は身体全体を見られると言われています。
ですので、特に
・女性は全身の服装や身だしなみ
に気を付けてください。
また、身だしなみ以外に言葉遣いや姿勢にも気を付けましょう。
初頭効果についてより詳しく知りたい方はこちら!
3回会うまでに自分のいい印象を与える→”スリーセット理論”を利用する
スリーセット理論とは、 3回会ううちの1回目は第一印象、2回目は印象の確認、3回目は印象の固定すると言われている効果です。
3回会うまでに自分の印象が無意識に刷り込まれるので、相手に自分のことがいい印象を残してもらうようにしましょう。
ただし、3回のうち初頭効果もある1回が1番大事ということも覚えておきましょう。
・1回目:第一印象(最重要)
・2回目:印象の確認
・3回目:印象の確定
スリーセット理論について詳しく知りたい方はこちら!
知り合いに自分の話を相手にしてもらう→心理学の”ウィンザー効果”を利用する
ウィンザー効果とは、周りの人から言われたことは信頼性が高くなるという効果です。
知り合いに自分の話をしてもらい、自分の印象をよくしてもらいましょう。
気になる人との接触を増やそう→心理学の”単純接触効果”を利用する
単純接触効果とは、同じ人と接すれば接するほど親近感が増すという効果です。
気になる人と毎日挨拶を交わしたり、視界に入るようにしたりすると日に日に親近感が増しやすくなります。
この効果は何度も繰り返すことが大事ですので気長に実行していきましょう。
仲良くなり始めたとしても、いきなり相手が負担に感じるほどコミュニケーションをとったりするのは逆効果となりますので、相手の様子を見てください。
食事やデートに誘うときに使える心理学的恋愛テクニック
食事やデートに誘うときは”NO”を選べないように誘う→心理学の”ダブルバインド”を利用する
ダブルバインドとは、“NO”の選択肢がないように誘うと相手はその選択肢から選ぶという効果です。
例えば一緒に映画を観に行こう!っと誘うとき、
「一緒映画行かない?」
と聞くと、「OK!」か「ごめん、ちょっと無理かな。」のどちらかになってしまいます。
ダブルバインドを利用した誘い方だと、
「一緒に映画行くの今週か来週、どっちにする?」
っといったように、「行かない」という選択肢がないようにすることです。
そうすると相手はその選択肢の中から答えようとするので「行かない」と言われる可能性が低くなるのです。
また、想像がつくとは思いますが相手を誘う前に相手の好みの映画や場所などをリサーチしておくと効果が高くなりますのでお忘れなく。
ちなみにこれ、ビジネスでもよく使われているテクニックの1つです。
デート中に使える心理学的恋愛テクニック
同じ仕草や同じ気持ちになる→心理学の”ミラーリング効果”を利用する
ミラーリング効果とは、さりげなく相手と同じ行動、例えば飲み物を飲むタイミングを一緒にしたり、仕草をまねしてみたり、気持ちに共感すると相手は親近感が増し、自分の味方だと思う効果のことです。
ですが、真似などがあからさまですと怪しまれますし単なる不審者になりますのでご注意を。
一緒に話しながら食事をする→心理学の”ランチョン・テクニック”を利用する
ランチョン・テクニックとはいい雰囲気の場所で一緒に食事をしながら話すと人は相手の話を好意的に聞き入れてくれるという効果のことです。
これはビジネスでいう接待ですね。接待は心理学として立派に効果が認められているテクニックを使ったものの1つなのです。
恋愛もビジネスも、食事は最大のチャンスなのですね。
ギャップを見せる→心理学の”ゲインロス効果”を利用する
ゲインロス効果とは、いつもと違う一面を見せると相手はそれを魅力的に感じるという効果です。
ギャップがいい!ってよくいうのはこの効果のことなんですよ。
何か相手にとっていいことしたりプレゼントを贈る→心理学の”好意の返報性の原則”を利用する
好意の返報性とは、人は何か良いことをされるとお礼やお返しをしようとする心理が働く効果のことです。
自分から相手に何かをしてあげると、相手はお礼をしようとするので自然と良い関係を築いていくという方法です。
相手のことをもっと知りたい→心理学の”自己開示の返報性”を利用する
自己開示の返報性とは、自分のことをさらけ出していけば相手も自分のことを話してくれるという法則のことです。
少しずつ自分をさらけ出して話していき、相手も自分のことを話すようになってきたら二人の距離が少し縮まったのではないでしょうか。
もちろんいきなり自分のことをベラベラ話しても相手は引いてしまうだけですので、相手の様子を見つつ、徐々にが大切です。
相手が自分のことを話してくれない場合はまだ距離が縮まっていないかもしれないので、何度もデートを重ねて徐々に距離と縮めてください。
お化け屋敷やジェットコースターに乗る→心理学の”吊り橋効果”を利用する
吊り橋効果とは、不安や恐怖等で心拍数が上がるときに出会ったり、一緒にいた人に対し、心拍数が上がったのが不安や恐怖のせいではなくその相手に対して恋愛感情を抱いているという錯覚をおこすことがある効果のことです。
お化け屋敷やジェットコースター、スポーツ観戦等を一緒に楽しみ、相手をドキドキさせて自分のことをもっと気になってもらいましょう。
おまけ:実際に友人がやった例 ※強引なので真似はしない方がいいかも、、
心理学のことなど勉強していない私の友人が、若い時に好きな相手に告白した時のやり取りです。
俺と付き合って!
、、、。
俺のこと嫌い?
嫌いじゃないけど、、。
嫌いじゃないなら付き合ってよ!
、、、。
(かなり悩んだ後に)いいよ。
となったそうです。
これって”ダブルバインド“のような聞き方ですよね。
でもこのやり方は私としてはおすすめできません。
っていうか、よくOKしたなって感じがしますが、、。
最後に
心理学は恋愛においても使えますし、シチュエーション別にしたことでイメージしやすかったのではないでしょうか。
これはあくまでも心理学的なものなので、実際には使用する場合はよく注意をして使用してください。
また、何回か書きましたがダブルバインドであったり、ランチョン・テクニックであったり、通常のコミュニケーションでも使用できますので覚えておいて損はありません。
他にも心理学についての記事を書いていますので、よければそちらも読んでいただければ幸いです。
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